シンボルツリーのハナズオウを伐採することにしました。紫モクレンも。
ハナズオウは、新築後まもなく夫の叔父が庭づくりのために淡路島からトラックでウバメガシやツツジ、イヌツゲなどと一緒に持ってきてくれたもので、40年近く、樹形2〜3mの株立ちを常に維持してきました。玄関前のシンボルツリーでした。ガーデニングが趣味の方はわかってくださると思いますが、1年に1度5日ほど美しい花を楽しむために残り360日を手入れに費やすのが苦にならないほど開花はガーデナーにとって嬉しいものです。今、この時期来春の花芽をびっしりを付けた枝を切り落とすのは辛い、本当に辛いです。
紫モクレンは引っ越してきて最初の春に姫路城に花見に行って、植木市で衝動買いしたもの。私は娘を抱っこして、夫はモクレンを抱っこして電車で帰って来ました(笑)その頃は細くて小さい鉢植えでした。今は株立で枝を広げ、その上にノブドウが生い茂り、とてもよい日陰になっています。亡き母はその日陰がお気に入りでした。日陰があると風が通るんですよね。ノブドウの花は蝶や蜂の吸蜜場でもあります。
モクレンは伐採しますが、ノブドウは種から育てて15年くらい?やっとびっしり実をつけるようになったので残します。うまく誘引すればクレーマーに見つからないように育てられると思うので(笑)
3mの落葉樹を伐採すれば、我が家で1番背の高い木はカエデの2m、椿の1.5mです。どちらも父の思い出の木なのでこれらは死守します(^^)v
つい先日、数軒隣の奥さんからうちの落ち葉が迷惑だとの苦情を受けて、急遽3mサイズの落葉樹を伐採することにしました。この季節、落ち葉は暑さ負けの落葉なのでせいぜい2枚か3枚なので手で拾って処分しています。本格的な落葉シーズンには毎朝夕枝を叩いて葉を落とし掃いていますし、風向きの関係でうちの落ち葉が数軒隣のお宅に迷惑かけることは実際ないのですが、クレーマーには通じません。その方は某団体の信者でもあるしこちらとしてはトラブルは避けたいので伐採を決めました。
ここ数年、背の高い木の手入れが難しくなっていて、重い鉢を動かすのも難しくなっており、庭仕事のdownsizingをしなければなぁ~と思ってはいたので、まぁこれはいい機会だと自分を納得させている日々ですが、正直なところ、花芽をつけた木を切るのは辛い、辛くてたまらない。
伐採まで1週間ほどあるので、落葉樹の下に置いている半日陰の鉢植え植物をその間に北側の軒下移動する予定です。腰を痛めないようにしなければ(^^ゞ