MY GARDENING LIFE 一行日記+

住宅街の小さな庭で野生の生き物と親しむホームビオトープを手作りしています。

睡蓮鉢のセミ


昨夜はこちらは激しい雷雨、所謂バケツの底が抜けたような雨だった。

夜は意外な生き物が(昆虫が多い)泊まっていたりするので、懐中電灯を持って夜の庭を徘徊するのは結構楽しいものなのよね。まして、雨の夜ともなると、雨をよけていつもより沢山来ているに違いない・・持ち前の好奇心が抑えられず恐々(雷がゴロゴロ鳴ってるんだもん)外に出てみたら・・懐中電灯も役に立たない水煙、足元はというと・・足首まで水が。排水口に落ち葉が溜まって水がはけていないようだったので、落ち葉を取り除く。それでも水位は下がらない・・要するに排水能力超えて降ってるわけね。

そこで心配になったのが、カメ。水位が上がると脱走の可能性が出てくる。さしてても意味がない傘をたたんで、睡蓮鉢を並べている狭い通路を奥へ。「カメさん、どうしてる?」とライトで照らす。軒が出ているので雨はそれほど吹き込んでいない、心配要らないけど念のために少し水をくみ出しておく。

さて次は・・・あ・・蚊取り線香の皿、避難させていない。全部ずぶぬれだ・・グラスウールが濡れたら完全に乾くまで使い物にならないなあ、まあいいか。

5分も外にいたら着衣水泳の後のよう。着替えて、リビングに戻ると、連れが「シャワー浴びてきたんですか?」真顔で聞かないでよ(笑)

そんな雨の夜が明けて、朝の巡回。

プラ舟ビオの縁の角材にへばりついたウキクサ(2枚目の写真)を見れば雨の凄さがうかがい知れる。水が溢れるさまが目に浮かぶ。これだけ降って、なにも影響なしってことはないようなあ・・と、少し餌やってメダカを集めてみる。一番大きいのが出てこない。底に沈んでいた。水質が悪化するから死んだメダカは取り出しましょうとよく言われるけれど、このプラ舟ビオにはメダカの1匹ぐらいは処理できる能力が充分あるのでそのままに。水生なのに土に埋めちゃうのはね、なんだか可哀想で。

タナゴの居る睡蓮鉢に、セミが避難していた(1枚目の写真)。睡蓮の葉で雨よけするかあ?余程切羽詰っていたに違いない。こういう意外なことがたまにあるから毎日同じことの繰り返しでも飽きないんだよね(^^)。