MY GARDENING LIFE 一行日記+

住宅街の小さな庭で野生の生き物と親しむホームビオトープを手作りしています。

アオミドロ


2.3年前にメダカを差し上げたKさんより電話。Kさんの話では私はヒメダカを差し上げたらしいです。その頃はたくさんヒメダカが居たというわけですね・・・今やたった2匹。責任を感じます(^^;)。

Kさんはその後順調にメダカを増やされて、たくさん人にもあげて、メダカ飼育はベテランの域に達した様子、しかし、頭を悩ます出来事が一つあって、相談したいとのことでした。それが「アオミドロ」です。取っても取っても出てくるとおっしゃる。

アオミドロは発生してしまうと完全に取り除くのは難しいですね。沈水性の水草に絡みついたものは水草ごと処分しない限りはどうにもなりません。日当たりを少々遮ったぐらいではダメでした。貝を入れたりエビを入れたりしてもアオミドロの成長には追いつきません。メダカを別の容器に移して、鉢を洗い、土も水草も水もすべて新しくするともしかしたらアオミドロを撲滅できるかもしれません。「かも」ですよ「かも」(^^;)。私は面倒なことは嫌なので少しぐらい繁茂してもいいじゃないかと早々に諦めました。メダカが絡まって死ぬという話もよく聞きますが、どうなんでしょうね。弱ったメダカがアオミドロに絡まってそこでそのまま死をむかえたということはありますが・・。

Kさんはアオミドロが気になってせっせと取っては捨て、取っては捨てしているようです。今の時期は、アオミドロはメダカの産卵床になるので、取り除くにしても捨ててしまうのはもったいない話です。写真のようにアオミドロには卵が塊でついていることが多いです。毛糸やシュロでも産卵床の代わりはできますが、天然の産卵床がそこにあるのに使わない手はないです。というわけで、アオミドロを敵視しないで、上手に使いこなしましょう。そうすれば小さな睡蓮鉢でも自然繁殖しますよ、と。エラそうにアドバイスさせていただきました。自然繁殖に失敗してヒメダカを2匹にまで減らしてしまった私の言うことなので全然説得力ないですけどね(笑)。

で、結論。アオミドロは適度に放置して産卵床として利用。取り除く時は産卵期はたいてい卵がついているので一旦バケツに回収、孵化後に捨てる(もしくは土に混ぜちゃう。)ということでよろしいかと思います。

ちなみに、うちでは亀がアオミドロを食べてくれます(^^)。