日帰りとはいえ、私にとっては5年か10年に1度くらいの遠出ですから何から何まで非日常。書き記しておきたいと思います。
朝は順調にスタート。雨傘か日傘か考えた末に、雨傘。こういう時のために晴雨兼用傘があれば便利ですね。新幹線はとても空いていました。が、私の席（窓側）の隣（通路側）には既にご高齢の男性客が乗ってらして・・・テーブルをおろし、お茶のペットボトルを置いて、新聞を広げてゆっくりくつろいでらっしゃいました。寛いでいるところ申し訳ないけれど指定席なので「すみません」と言って一旦テーブルを畳んでもらい奥の席へ。「おかしな席の取り方するなあ、JRは！こんなに空いてるのに」とお怒りでした。ハイ、ごもっとも(^^;)。
京都より向こうへは5年ぶり・・野洲駅を過ぎると青々とした水田が続き、これが「近江米」だっ！と感激。米原もその名の通り水田が広がっていて車窓の緑に癒される〜(^^)。ウトウトしているうちに名古屋です。早っ！在来線で京都へ行くのと変わらないんですよねえ。料金は相当違いますが・・・とほほ。
新幹線を降りて、市営地下鉄東山線(路線図↓赤色）に乗り換え。予定の電車に乗車。11時ジャストに東山公園駅に着きました。ここでお昼。ここまでは計画通り、完璧です。
名古屋ならどの店に入っても「きしめん」が食べられるだろうと思ったら、そうでもないようで、入ったお店のおススメはパスタ。名古屋名物は「鉄板ナポリタン」と「あんかけパスタ」だとか。あんかけはちょっと勇気がなくて(笑)、鉄板ナポリタンをいただきました。半熟玉子のオムライスが大好きな私ですから、鉄板ナポリタンも大満足。美味しゅうございました(^^)。
ここで予定の確認。東山動物園でメダカを見たあと瀬戸へ行くには一度名古屋方面へ戻って栄駅で名鉄瀬戸線（茶色）に乗り換えるようにコンピューター（ヤフー路線）は指示してくれましたが、地下鉄「栄駅」と名鉄「栄町駅」の乗り継ぎが少々心配。（以前、近鉄奈良駅とJR奈良駅が離れていることを知らず、しくじったことがあります）。お店で聞いたところ、名古屋方面に戻らなくても・・終点の藤が丘駅まで行き、リニモなど乗り継いで瀬戸へいく方法があるとのこと。リニモ？
なんとリニアモーターカーでございます。えっ？営業運転してるんですか？まだ実験段階かと思っていました！と見事な馬鹿っぷりを晒してしまいました（泣）。そんな夢の乗り物に乗る機会を逃してなるものかと、ルート変更を決意。遠回りらしいので、急がねば、と東山動物園の世界のメダカ館を目指したのであります。動物園の可愛い動物（お昼寝中のアシカとか、お昼寝中のフラミンゴとか、お昼寝中のカバとか）を横目に見て目指すは世界のメダカ館！
名に違わず、世界のメダカがいっぱい！書物でしかしらないアジア各地のメダカをたくさん見ることができて非常に興味深かったです。メダカクイズは6問中5問正解、１問間違えてしまいました、悔しい〜(笑)。日本淡水魚の美しい婚姻色も生で観ることができました。ニホンメダカは田んぼの風景を再現して展示されていました。私は普段は上からメダカを見ているので、横から見ると変な感じでした。容器の上から覗き混んで「ああ、ホントだメダカだ」と確認したりして(笑)。
メダカ館の外にはビオトープがありました。小川が流れ込んで小さな池になっています。池には・・睡蓮にアナカリス？・・オオフサモ・・外来種の勢いが強いような気がしないでも(^^;)。ビオトープの維持管理は規模が大きくなればなるほど大変なんでしょうね。
さて動物園をあとにして、次は瀬戸へ。このへん駆け足です。
市営地下鉄で東山公園駅から名古屋方面に戻らず藤が丘駅まで行きました。そこから愛知高速交通のリニアモータ―カー(リニモ）に乗り換えます。リニモの始発駅で「瀬戸へ行くにはどこで乗り換えたらよろしいでしょうか？」と駅員さんに尋ねると「瀬戸へ行くのでしたらこちらではなく市営地下鉄を利用されて栄駅で乗り換えて・・・」「バスもありますが・・」いやいや、リニモに乗りたくてここに来たんです。乗せて下さいよー（泣)。「リニモに乗って瀬戸へ行きたいんですぅ」とゴネる50過ぎたオバちゃんに親切な駅員さんはリニモの時刻表と、愛環（愛知環状鉄道）の時刻表を持って来てくれて、コレに乗ってここで降りてとマル印をつけて下さいました。ああなんて優しい駅員さん(^^)。
リニモは高架でとっても気持ちよかったです。近未来の乗り物と豊かな緑、ミスマッチな感じがしますが、不思議とこれがいい感じでありまして、ずっと乗っていたいような気持ちになりました。そういうわけにもいかないのでリニモの八草駅で下車。そこからは愛知環状鉄道に乗り換えて瀬戸市駅まで。そして名鉄瀬戸線に乗り換えて瀬戸市役所駅まで行きました。やっと瀬戸に着いた〜。
続きはこちら
https://setonovelty.nami-eda.com/archive/2021/05/11
そんなこんなでとっても楽しい名古屋日帰り旅行でした。それにしても愛知県の人はみんな親切です。感謝感激です(^^)。ありがとうございました。ふらふらあっちへこっちへ出かけるつれあいの気持ちが少しだけわかったような気がします。
