MY GARDENING LIFE 一行日記+

住宅街の小さな庭で野生の生き物と親しむホームビオトープを手作りしています。

旧暦葉月九日 イラガの駆除をしていたら・・・

腫れあがった腕もマシになりました。痒くて痒くてたまりませんが、保冷剤を当てると嘘のようにおさまります。薬は抗生剤と抗ヒスタミンは納得ですが、プレドニン5mgを毎食後はちょっと大げさすぎませんかね?(^^;)。潰瘍性大腸炎の治療でステロイドの功罪は身を持って知っていますので・・・イラガごときで飲みたくないなあ、というのが正直なところです。

午後からイラガの駆除。イラガの居る葉を落とし、イラガを踏みつぶすという作業であります。薬をやればいいようなものですが、ポトポト落ちてくるのが怖い。だって背中に落ちたらどうします?(笑)。それに薬を使うと他の虫も全部死んじゃいますからね。最近は夜になると、エンマコオロギやツヅレサセコオロギがいい声で鳴くんです(^^)。というわけで、イラガだけを減らしたいので殺虫剤は使えないのです。

で、高枝鋏でイラガの居る葉を一枚一枚切り落としていると、アシナガバチがやってきたのです。水を飲みに来たんじゃありませんよ。イラガの居る葉をハチも探しているの(笑)。ごめーん、今たくさん葉を切り落としたばっかりだわ。でも、ハサミの届かない一番てっぺんの葉に居たイラガをしっかり捕らえて肉団子にして巣に持って帰りました。あっという間。さすがに狩り蜂ですねえ。ちなみに私は、アシナガバチにも刺されたことがあります。(痛さに関してだけ言うとイラガのほうがはるかに強力です。)



そして、気になる(気になっているのはたぶん私だけだと思いますが)鳩の巣作りですが・・・(^^;)。
鳩は朝やって来て、午前中は巣作りをして、午後はどこかへ行ってしまうのですよ。でもね、よく見ていたら、巣材が風に飛ばされて落ちてしまうんです。いっこうに巣にならないんですよねえ。で、私、昨夕、勝手に巣の基礎を補強したんです。金網で。元々、巣箱は水はけが良いように傾斜して設置してあります。屋根は平らで巣材がひっかかるような構造になっておりません。その上に巣を作ろうというのがそもそも間違っているのです。風が少し吹くと巣材が落ちるのは当たり前、だから金網を基礎にそこに巣材を運ぶと早く、丈夫な巣ができるのではないか、と考えたわけです。まあ、鳩夫婦にとってはこんな迷惑なオバサンないわーほっといてよーでしょうね。野生に手を出すな、ってことは重々わかってるんですけどね、鳩の産卵・巣立ちをすぐそばで見られるかもしれない、そんなチャンスめったにありませんから勇んでしまいました。

今朝、やってきた鳩はしばらく茫然。「ちょっとあなた、わたしたちがいないあいだにへやがへんなことになってるわ」「そうだね。」「なんか、ここやだわ。わたしひとりでいると、いつもずっとだれかにみられてるきがするの。ここやめましょう。きもちわるいわ。」「そうだね」というような会話が鳩語で交わされたのかもしれません。鳩は巣作りすることなく飛び去ってしまいました。トホホ。



しかーし。その1時間後、またも2羽がやってきて「うーん。どっちもどっちねえ。」「どうする?」「うーん。ここもわるくはないけど、じっとみられてるきがするのがやっぱりいやだわ。あっちにしましょう」「うん、そうだね」飛び去ってしまいましたとさ。はあ〜〜(泣)