MY GARDENING LIFE 一行日記+

住宅街の小さな庭で野生の生き物と親しむホームビオトープを手作りしています。

待ち時間が30分では本1冊は読めない(笑)。ヒオウギの実がはぜた。

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予約診療のため30分で終了(嬉)。前回の4時間とえらい違いである。待ち時間にと石田衣良の「うつくしい子ども」を持って行った。導入部を読んだだけ。病理の結果は、炎症があるけれど再燃というほどでもないのでしばらく様子見、ということになった。ホッとした。検査のご褒美にホームセンターへ寄ろうと思ったけれど、本の続きが気になり帰宅。とても重いテーマの小説だ。良くも悪くも小説的仕上がりという感じ。キャラづくりはうまいなあ。でもそのオチはどうよ?と思わず突っ込みを入れる。主人公の中学生は植物観察大好き少年。『緑って不思議だ。その時の気分で楽しそうにも、悲しそうにも見えるんだから。』という。悲しそうに見える緑を知らない私は幸せものだ。

ヒオウギの実がはぜた。「ぬばたま」だ。夜の枕詞だが、残念ながらこんな暗い夜は街では見られない。星の綺麗な季節になってきた。寒いけど星見は好きだ。