昨夜「狐の小判って何?植物の種か実らしいけれど・・もうちょっと詳しく調べて」と電話があった。たくさん集めるといいことがあると言われているらしく、この時期、子どもたちが下校途中に「狐の小判」を拾って家に持ち帰り、「ほら、おかあさん。狐の小判いっぱい拾ったよ」と親に言うのだそうだ。「狐の小判って・・コレ?これはいったい何?」という親御さんの疑問が、まわりまわって私のところに昨夜来たというわけだ。
ネットで調べてみたら、ハゼの木の種を「狐の小判」と呼ぶらしい。和ろうそくの原料になるという。
子ども時代は野山を駆け回った私も、子どもの頃は山へ柴刈りによく行ったという母も「狐の小判」というモノを見たことも聞いたこともない。母が「ハゼの木なら山にあるよ。」というので、今日は山へ狐の小判を探しに行こうっ!(笑)ということになった。母に山のハゼノキまで道案内を頼む。道中は母の思い出話「わたしらが子どもの頃はなあ・・・」と戦時中のあれやこれやを拝聴。
ハゼの実は高い木の上にあった。あんなところまで手が届かないんだけど・・・と思って周囲を見回すと、実がついた折れた枝が、落ち葉の上や低木に引っかかっている。持って帰って実の中の種を取り出すと・・光沢のあるキャラメル色の実・・なるほど、これが狐の小判か・・小判に見えなくもないかな?なにやらありがたい気がする(笑)
コレ植えたら発芽するんだろうか?ハゼの紅葉、綺麗だからねぇ・・種まいてみようっと。