久しぶりに修理し甲斐のある人形(サクラビスク)を入手。手足の先端部が全てネズミにかじられてしまっている上に片方の目が割れているという・・(^^; 目が割れているので部品取りにもならない代物です。にもかかわらず完品が買えそうなお値段で、売り主は何をもってこの値段を付けたのか聞いてみたいところです(笑) こんなの誰も買わないだろうと思ったらやっぱり誰も買わなくて、私が買いました。ちょっと珍しいタイプなんです、実は。売り主もそれがわかっていて強気の値付けただったのか!?それはさておき、壊れた目を何とかしなければ・・。
サクラビスクの目はガラス製です。ビー玉みたいなガラスではなく、ガラス製のシャボン玉みたいな目です。つまりとても薄い吹きガラスでできた目なのです。それが割れてしまっている・・なんかもう修理は絶望的な気がしますが、よく見ると眼球のレンズ部分は欠損しているものの網膜部分は残っていました。
そこで光沢のある黒い布でビー玉状の目を作ってシャボン玉の中に嵌め込めばいいのでは?と考えました。幸いにもシャボン玉の中に割れた目の破片が残っていたのでそれを取り出して後から布製目玉に張り付けたらバッチリじゃないかと!
イメージは↑こんな感じ。黒布を円形に切って中に綿を入れて周りをチクチク縫い、ギューっと絞って布玉を作り・・言うは易し、行うは難しですが↓どうにかなりました(^^)
人形の右目(向かって左)に輝きが戻って来た!\(^o^)/
破片があったのが幸いしました。破片がなければ布目玉にマニキュアを塗布して輝かせようと思っていました。
ネズミにかじられた手足の末端部も修復します。
あとは洗濯でボロボロになった衣類の修復です。顔立ちから着物も似合いそうなお人形です。かわいい着物を縫ってやりたいですね。人形遊びは元がボロボロの子ほど熱が入ります。