徹夜で仕事しなきゃならないので、寝ないように見張っていて頂戴、と言われて、見張っている最中なのだが・・・あと1時間余りで起床、つまりもうすぐ完徹。すでに眠気は遠くなり、ナチュラルハイ状態。困ったものだわ。
見張りと時々コーヒーを入れるだけで、特にすることもないので本を読んでいた。「虫捕る子だけが生き残る」小学館101新書。養老先生はじめ3人の虫好きさんの対談はいきなり「最近のお母さんは・・・」ときた。最近のお母さんはたぶん子どもの頃、野山駆け回って虫捕りなんてしてないと思うのよね、だから・・あんまり責められないと思うんだけど。そして、そんなお母さんに対して「あなたではもう遅い」なんて言わないで。子どもと一緒に虫捕りすればお母さんだって幸せになれるわよ。何歳からだって人生は楽しめるわ。
と、いきなりいちゃもんつけたけど、☆４つのおススメ本。
お三方の楽しそうな虫談義には読んでいるこちらも楽しくなるほど。注釈がい～っぱいあって、その大半が昆虫の名前。昆虫図鑑が欲しくなった（図鑑より先に捕虫網を持って外に出ろ～、と言われそうだけど）。対談ものは時々驚くほどつまらないものになることがあるけれどこれは文句なしに面白い。
お三方監修のプロジェクト「むしむし探し隊」もあわせてどうぞ。
http://www.64tai.com/
さて、完徹予定の当人はさっきから「5分だけ寝るから起こして」を数回繰り返したあげくついに撃沈。可哀想だけどあと1時間後には起こさねば。なんだか自分が鬼みたいに思えてくる（笑）。
